こんにちは、しょーです。
今日は、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの風景の撮影に最適な初心者にもおすすめのデジタル一眼レフカメラの設定方法を公開したいと思います!
風景撮影には“絞り優先”モードがおすすめ!
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの風景撮影におすすめの設定方法を公開します。
ずばり、風景撮影におすすめの設定モードは、“絞り優先”モードです。
F値をコントロール
“絞り優先”モードは、F値(絞り)を撮影者自身がコントロールし、そのF値と被写体の明るさに見合ったシャッタースピードをカメラ任せにするモードです。
風景撮影の場合、その場(被写体)に応じたF値の設定が最重要で、シャッタースピードはあまり関係ないので、シャッタースピードは思い切ってカメラの自動設定に任せちゃおうということです。
F値は、小さいほど被写界深度(ピントの合う範囲)が狭く、大きいほど被写界深度が広くなります。
風景は、被写体が一点だけではなく、複数あるので、F値を大きくして被写界深度を広くした方が全体にピントがあってきれいな写真が撮れます。
F値の設定数値
明るい日中の場合、F値は8以上に設定しましょう。
F値を大きくすればするほどシャッタースピードが遅くなりますが、日中の場合は大抵大丈夫です。
風景撮影で、F値を小さくして撮影する場面もあります。
上の写真のように、手前の被写体にピントを合わせて、風景を背景として撮影する場合、F値を小さくしましょう。
問題は夜景です。
夜景を撮影する場合、明るい日中と同じくF値を大きくして撮影するのは困難です。
F値は、上記で説明した被写界深度の調整の役割もありますが、カメラに光を取り込む量を調整する役割もあり、F値が小さいほど光を取り込む量が大きくなり、F値が大きいほど光を取り込む量が小さくなります。
被写体が暗くなればなるほど、光の量が少なくなっていくので、F値が大きいと「光を取り込む量が小さい」+「被写体そのものの光の量が少ない」となってしまい、その分シャッタースピードが極端に遅くなり手ブレしやすくなるので、F値を下げて撮影しましょう。
三脚を使用する場合は関係ないですが、パーク内では三脚は禁止です。
手持ち撮影で耐えれるシャッタースピードは、手振れ補正が付いたカメラやレンズでも1/15秒くらい、慣れている人でも1/8秒くらいが限界なので、カメラの「低速限界設定」を1/15秒(慣れてきたら1/8秒でもいいかも)に設定しましょう。
設定方法はメーカーによって違いますが、ニコンの場合、「静止画撮影メニュー」→「ISO感度設定」→「低速限界設定」の順で設定できます。
ついでに同じメニュー内にある「制限上限感度」も設定してしまいましょう。
この設定は、自分が許容できるISO感度の上限を設定します。
私の場合、「6400」に設定しています。
ISO感度を上げれば、ある程度シャッタースピードを稼げますが、ISO感度を上げれば上げるほどノイズが入ってザラザラした仕上がりになるので、F値とシャッタースピードの設定でISO感度があまり上がらないように心がけて撮影しましょう。
ちなみに、これくらい暗くなってくると、レンズによりますが、F値を最小値、シャッタースピードを1/15秒にしてもISO感度が1600以上になってしまいます。
完全に日没して、これくらいの暗さになると、シャッタースピードを1/8秒とかに落としてもISO感度は6400以上となります。
こういった場合、柱や手すりなどである程度カメラを固定すれば、シャッタースピードを1/4秒とか1/2秒とかまで下げれます。
以上、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーの風景の撮影に最適な初心者にもおすすめのデジタル一眼レフカメラの設定方法でした。
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